フリーランスへの転職

自分の専門分野を決める

はじめに

フリーランスエンジニアと言っても業務の幅はかなり広く、すべての分野をマスターすることはほとんど不可能に近いです。

フリーランスエンジニアで活躍している方はそれぞれ専門分野を持っており、その分野で飯を食っています。

例えていうなら、医者というカテゴリーに、内科医・外科医・放射線医・麻酔医などがいるのと同じです。

すでにエンジニア職に就いている方は現在の専門分野を伸ばすだけでよいのですが、初めてエンジニアになる方はまず自分の専門分野を決める必要があります。

今回はその専門分野を決める上であらかじめ知っておいていただきたいことを説明していきます。

ITエンジニアの5つの職種と特徴

まずはITエンジニアの職種にどのようなものがあるのか知りましょう。

1. システムエンジニア

クライアントとの打ち合わせを基にした仕様書の作成や要件定義など、最適なシステムの立案・設計から開発までをトータルで担う仕事です。

また、従事するスタッフのマネジメントも担当することもあります。

プログラミングはできなくてもよいのですが、プロジェクトを円滑に推進するプロジェクトマネジメント力が問われます。

マネジメントが好きな人は向いているかもしれませんが、サラリーマンでプロジェクトマネージャーをやったことがある人でないとかなりきついです。

ただ、その分単価は高いです。

2. フロントエンドエンジニア

主にwebアプリケーションの画面周りの設計・開発・保守をする仕事です。

HTMLやCSS、JavaScriptなどの言語を用いて開発することが多いです。

最近ではJavaScriptのフレームワークを使用して開発することが多いので、有名なReact.jsやVue.js、Angular.jsなどどれか一つでもよいので、モダンな開発に慣れておく必要があります。

フレームワークが使えると単価も高くなる傾向があります。

3. サーバーサイドエンジニア

主にwebアプリケーションのサーバ周りの設計・開発・保守をする仕事です。

JavaやPHPなどの言語を用いて開発することが多いです。

こちらもフレームワークを使用して開発することが多いので、PHPであればLaravel、JavaであればSpringBootを使用した開発に慣れておく必要があります。

フロントエンドエンジニアと同様フレームワークが使えると単価も高くなる傾向があります。

4. スマホアプリエンジニア

主にスマホアプリの開発・保守をする仕事です。

AndroidであればKotlin、iOSであればswiftなどのスマホアプリのネイティブ言語を使用して開発します。

また、最近では両端末で共通して使えるReact Nativeというフレームワークを利用して開発することもあります。

開発は難しいのですが、その分単価が高い傾向があります。

5. インフラエンジニア

インフラに関わる以下のような業務に携わるエンジニアを総称してインフラエンジニアと呼びます。

■ インフラエンジニアの種類

種類 業務内容
ネットワークエンジニア ネットワークシステムの設計・構築・運用・管理
データベースエンジニア データベースの設計・構築・運用・管理
セキュリティエンジニア コンピュータウイルスや情報漏洩の防止について専門的見地からシステム設計・運用
アーキテクチャー  システムを運用する機器の選定や構築

上記のように広範囲で高度な知識が求められますので、単価は高い傾向にあります。

職種を選ぶときのポイント

1. 大前提としてものづくりが好きであること

職種を選ぶ以前の話になるのですが、ITエンジニアで活躍していくにはものづくりが好きでないときついです。

ものづくりが好きでないとこの仕事は続かないし、仮にこの仕事に就いたとしても精神的にかなりストレスになると思います。

なので、もしものづくりが好きでないのであれば、ITエンジニアになるのはやめておいたほうがいいです。

2. 単価や流行りで選ぶのではなく、自分がやりたい職種を選ぶ

平均単価はシステムエンジニアやスマホアプリエンジニアが高いですし、人気度ではスマホアプリエンジニアやフロントエンドエンジニアが人気ですが、これらに惑わされず自分のやりたい職種を選んでください。

理由はITエンジニアとして活躍していくためには継続的な勉強が必要だからです。

そんなとき、大して興味もなく、やりたくない職種を選んでしまうと勉強が苦痛になり続きません。

逆に自分のやりたい職種を選び、継続的に勉強すればスキルアップし、必ず単価アップします。

また、世間一般に人気度が低い職種でもライバルが少ないので業界内でもかなり優位に立てます。

どんな職種でも人材不足であるこの業界では大量に案件がありますので、自分のやりたい職種を選びましょう。

3. 実務経験が比較的少なくてよい職種を選ぶ

やりたい職種が現時点ではわからないという方もおられると思いますが、そのような方は実務経験が少なくてもよい職種を選びましょう。

実務経験とは「実際の現場で仕事をしたことがある経験」のことです。

実務経験が少なくてもOKな職種ですが、スマホアプリエンジニアやフロントエンドエンジニアになります。

他のエンジニア職は実務経験が3年以上の案件が多いのですが、スマホアプリエンジニアやフロントエンドエンジニアは実務経験1年以上でOKな案件があります。

まとめ

今回の記事のまとめは以下の通りです。

要点まとめ

・ITエンジニア職には5つの職種がある
・ITエンジニア職に就く大前提として「ものづくり」が好きであること
・単価や流行りに流されず自分のやりたい職種を最優先とすること
・それでも迷ったら、スマホアプリエンジニアかフロントエンドエンジニアがオススメ

それでは、次回はフリーランスエンジニアになる第一段階であるプログラミング学習サイトでプログラミングを始めるにあたって、どういうサイトをどのように使っていけばよいかを解説します。

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