はじめに
今回はこんな疑問に答えていきます。
Contents
フリーランスエンジニアってかなりの技術力がないとなれないのではないのか?
平均レベルのエンジニアであれば、案件に困ることはないです。
では、平均レベルのエンジニアとはどのようなスキルをもっているエンジニアかといいますと、以下の記事に記載のスキルセットを持っているエンジニアです。
もちろんこれらの条件は時代によって多少は変化するかもしれませんが、現時点(2020年)では上記のような経験をしていれば十分にフリーランスエンジニアとして通用するかと思います。
フリーランスエンジニアって案件を自分で探さないといけないのではないのか?
案件はフリーランスエージェント会社が探してくれます。
一昔前は、業務委託案件を探す手段がSOHOなどのアウトソーシングのサービスぐらいしかなく、案件を自分で探さないと高単価案件を得ることはできませんでした。
しかし、近年のエンジニアの需要拡大に伴い、フリーランスの営業や契約周りの手続きを代行してくれる「フリーランスエージェント会社」が急激に増加&成長しました。
これにより、案件や顧客を自分で探さないといけないという状況はなくなりました。
もちろん、エージェント経由のお仕事は手数料を引かれてしまいますし、月単価100万円超えるような超高単価案件は、人脈やコネがないとなかなか出会えません。
したがって、自分で案件を探せるような人脈やコネはあったほうがよいのですが、平均レベル以上のエンジニアであれば、エージェント経由のお仕事でもそれでも月単価60万円〜80万円の案件は十分ありますので、案件がなくて食いっぱぐれるということはありません。
ボク自身もまだ人脈やコネがない状態なので、エージェントを活用してます。
フリーランスエンジニアって不安定なのではないのか?
フリーランスエンジニアと聞くと、完全成果報酬型の働き方をイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそうではありません。
確かに、一昔前までは成果物を納品したら報酬をいただく請負契約が多かったのですが、現在は稼働時間によって報酬が決まる準委任契約が主流です。
請負契約だと、仮に納期を守っても顧客が満足しなければ報酬は支払われないなどの金銭トラブルが多く、確かに収入は安定しているとは言い切れませんが、準委任契約という契約であれば、稼働時間によって報酬が決まるため、正社員とほとんど変わらない働き方ができます。
準委任契約については、以下の記事で詳しく解説しております。
フリーランスエンジニアって正社員に戻れないのではないか?
どの業界でも独立経験があると正社員転職の面接時に評価が下がるという噂を聞くのですが、IT業界(特に自社開発企業)ではあまり関係がないかと思います。
実際に周囲のエンジニアやTwitterで情報発信しているエンジニアをみていると、こんな方がいます。
■ 高いオファーをもらって正社員に戻った方
■ 常駐先が気に入り、その常駐先企業の正社員に戻った方
■ スキルアップさせたいという理由で、正社員に戻った方
■ フリーランスが自分には合っていなくて、正社員に戻った方
フリーランスエンジニアを経験したことが無い人は、フリーランスになることを起業することのように重くとらえがちですが、ただの転職と同じでフリーランスエンジニアという職歴が一つ追加になるだけです。
ボク自身も正社員になるメリットがあるなら、正社員に戻るかもかもしれん。
フリーランスエンジニアって税金含めると正社員と収入変わらないのではないか?
あくまでも目安ですが、正社員の1.2倍以上の所得がフリーランスになって見込めるのであれば、フリーランスになったほうが収入があがります。
1,2倍の根拠は以下の記事で解説しております。
SEの平均年収(2019年時点)約550万円を例にあげると、フリーランスで660万円が同水準です。
平均レベル以上のエンジニアの方は、単価60万円〜80万円の案件はいくらでもあるため、見込み年収は少なく見積もっても700万円はありますので、こういった方はフリーランスエンジニアになったほうが年収はあがります。
ちなみにボクが正社員だった頃、年収が500万円強で、フリーランス当初の単価は60万円だったのですが、正社員だった頃よりも自由に使えるお金が増え、金銭的にだいぶ楽になりました。
まとめ
■ 平均レベルのエンジニアであれば十分通用する。
■ エージェント経由であれば案件を自分で探す必要がない。
■ 準委任契約を結べば収入は安定する。
■ 正社員にはいつでも戻れる。
■ 正社員の1.2倍以上の所得がフリーランスになって見込めるのであれば、収入はあがる。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
知り合いから
「フリーランスエンジニアになれば、年収800万円以上の高報酬でかつ、自由な働き方をチョイスできる」
というのを聞いて、フリーランスエンジニアに興味を持ったのですが、
当時SIer企業でエンジニアをやっていたボクはなかなか一歩踏みだせませんでした。
というもの以下のような不安があったからです。
■フリーランスエンジニアってかなりの技術力がないとなれないのではないのか?
■フリーランスエンジニアって不安定なのではないのか?
■フリーランスエンジニアって人脈やコネ、営業力が必要なのではないのか?
しかし、実際にフリーランスエンジニアになってみて気づきました。
これらはすべて間違いです。
過去のボクのようにフリーランスエンジニアに興味あるけど一歩踏み出せないという方向けに
『フリーランスエンジニア転職完全ロードマップ』
という記事を書きました。
この記事読めば、どうすればフリーランスになれるのかが分かりますので、ぜひ一読ください。